ふぢつき

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ふぢつき

宮沢賢治の童話「なめとこ山の熊」に、「子供らは稗の藁でふぢつきをして遊んだ」とでてきますが、大正、昭和戦前にはよく遊ばれたようです。戦後のまだ遊び道具の少なかったころまで、主に女の子の遊びとして伝承されていました。

フジの葉の茎を網の目状に撒き散らし、網の目の一つを選んで、それに突き入れることが出来た茎の本数を取り合う子供の遊び。
まず、参加者はフジの茎をしごいて葉を除き、箸ほどの長さのものを沢山用意します。順番を決め、一人づつ演技します。
一掴みほどの茎を両手を合わせて縦に持ち、それを掛け声にあわせて床に撒き散らすと、茎は不規則な網の目状に開きます。対戦相手(3人以上の場合は隣の人)は、網の目のうち大き目の任意の目に出来るだけ多くの茎を突き差します。この本数を相手から取ることができます。目の空間が大きいほど、多くの本数を突き刺すことができます。ただし、突き差した茎が網に触れてしまうともらうことができません。
フジの茎を撒くものは、できるだけコンパクトに形をつくり、茎を突き刺すものはできるだけ多く入れようと競います。
 
 
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